保温カバー|省エネ・節電製品|東京技術研究所
バンドヒーターなど断熱材のないヒーターの上から保温カバーを装着することで、ヒーター表面からの放熱を防ぎ、効率よく加熱することができ、ヒーターの消費電力量を削減します。 また、保温カバーで熱源を覆い断熱することで、万が一作業員が接触することがあっても安全な表面温度にすることができ、火傷防止になります。 熱源からの放熱を防ぐことにより、作業環境温度の上昇が抑えられ、空調費の削減が期待できます。
保温カバーに使用されている断熱材には、建築材料にも使用されているグラスマットや、さらに高温用途のセラミックマットを使用しており、耐熱性が400~1200℃と高く不燃性で安全性にも優れています。高密度なマットを使用しているため、断熱効果も高く、吸音材としても有効です。 用途としては、建築材料以外にも、車両、船舶、ガス機器、石油機器、工業炉、リフロー炉、ボイラー、タンク、機械室の吸音、機器室の吸音等さまざまです。
固定具にはマジックテープやベルト、スナップボタン等を使用しておりますので、簡単に脱着できます。頻繁にメンテナンスを行なう現場などには最適です。
平面形状のみならず、円筒形や複雑形状、大型、小型など何でも製作可能です。 製作は1品からでも設計、製作いたします。
タイプ | 最高耐熱温度 | 概要 |
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XCXC | 200℃ | 防水加工(シリコン樹脂塗装)を必要とする箇所や屋外での使用に最適。 |
NCNC | 250℃ | クリーンルーム内での使用に最適。内・外生地にガラス繊維を使用しておらず、ダストを極力抑えた構造。 |
TCTC | 300℃ | クリーンルーム内での使用に最適。テフロン系のシートを使用しているので、ダストがまったくない構造。 |
ZCZC | 400℃ | 生地の機械的強度が必要な部分に最適。 |
GCXC | 400℃ | 標準タイプ。内装材:ガラスクロス、外装材:シリコンコーティングクロス。 |
SCSC | 1000℃ | 高温部の保温・断熱材に最適。 |
ACAC | 1200℃ | 超高温部の保温・断熱材に最適。 |